先日息子が、「(国民が)本を読まない国は、バカの国でしょ?」と言うので笑いました。
なぜそんなことを言うのか訊くと、今インドネシアは、国民に本を読むことを勧めているのだそうです。
こちらでは、小さい頃から宗教の勉強をさせられるのですが、こちらで暮らしてみると、「そういうことの前に、人と人のマナーとか、まず情操教育をちゃんとしてくれよ」と思うことがよくあります。
例えば、凄く熱心にモスクやお寺や教会に行っている人が、普段の生活では平気で人を騙したりしていて、そういう人の善悪の判断ってどうなってるんだろう?と思うのです。
そういう人を観察したり、考察したりした結果、まずお母さんが、まだ子供が小さいときに人の気持ちを思いやるとかそういう基本の基本を教えていないというところに行き着きました。。
もっと言うと、お母さん自体がそういう教育を受けていないから、自分の子供にも教えられないのです。
そういう人たちを見ていて、「もっと本とか読んだらいいのに」とずっと思ってきました。
でも今はチビッ子から年寄りまでスマホに夢中なので無理だとは思いますが、「本とか読まないからダメなのかも」って国が気が付いただけでも大きな進歩だと思います。
写真は、最近また読み返している何年か前に10円で買ったムツゴロウさんの本。亡くなってしまったからか、今は3000円以上の値がついてました。
パンデミックが始まり、コンビニのレジにこの厚紙に透明ビニールシートが張られたものを吊るされた時は、「ふざけてるのかな?」とびっくりしましたが、コンビニではもう大分前にこれは撤廃されました。
でも私がいつも行く地元の人向けのスーパーのレジではまだビニールシートが張られていて、お金を払ったり、買ったものを袋に入れたりするとき邪魔でイラっとしていて、「これいつまであるんだろうな?」とは思っていたものの、もう何年もあるものだから誰も何も言わなかったのだろうと思います。
それが、昨日やっとなくなってて、もしかしたらスーパーの人が自分で気が付いたのではなく、海外から来てる移住者に指摘されて外したのかもしれません。
もうそのことは諦めて気にもならなくなっていたので、あぁあのビニールシートがないとこんなにスッキリするんだなと思いました。